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2024/09/10

資金計画 その②「2.自己資金をいくらにするか検討する」 「3.住宅ローンの返済計画を考える」

それでは前回に引き続き、資金計画は具体的にどのように立てればいいのか。
「2.自己資金をいくらにするか検討する」
「3.住宅ローンの返済計画を考える」
について解説していきます

 

【2】自己資金をいくらにするか検討する

注文住宅を建てるためにどのようなお金がかかるのか把握したら、
次はどのぐらいの自己資金を用意するのか考えましょう。
住宅ローンを利用する場合、自己資金から頭金をいくら準備するかが重要になります。

■頭金が多ければ住宅ローンの返済が楽に

住宅ローンを利用する場合、頭金をより多く用意するほど、借り入れする住宅ローンの額を抑えられるため、返済時にかかる利息も少なく済みます。

一般的に頭金の目安は住宅購入金額の2割ほどとされています。
住宅ローンによっては頭金なしでフルローンが利用できるものもありますが、その分借りる金額も増えるため、支払う総額が高くなります。

■頭金以外にも自己資金が必要になるので注意

月々の支払いを少しでも抑えたいのであれば、頭金をある程度用意しておく必要があります。
しかし、住宅ローンの返済だけを考えて、自己資金の全額を頭金にあててはいけません。
注文住宅を建てるときには、先述の通り土地や建物の購入以外にも費用がかかります。

住宅ローンの商品や金融機関によっては、かかる諸費用の一部が住宅ローンに組み込めるものもありますが、自己資金で支払いが必要な場合もあります。
また、生活防衛費や子どもの学費など、ある程度の貯蓄を残しておくことも大切です。
ライフプランを考えて、生活のための貯蓄と月々の返済のバランスを考慮しながら、
マイホームのための自己資金を用意しましょう。

 

【3】住宅ローンの返済計画を考える

用意できる自己資金のめどがついたら、具体的に住宅ローンの借入額や返済方法についてさらに詰めていきます。

■月々の返済額や総返済額を含めて借り入れする金額を考える

頭金として用意できる金額をベースに住宅ローンで借り入れる金額を考えます。
ただし、必ずしも希望する額が借りられるとは限りません。
住宅ローンは、収入や年齢などさまざまな要素を考慮して借り入れできる金額が決まります。

そのため、住宅ローンの上限額を頭に入れつつ、月々の返済額や総返済額を考えていく必要があります。
日常的な生活費に加え、子どもの受験・入学費用など家族のライフイベントも考慮しながら、無理のない範囲で月々返済していけるのか考えましょう。

■住宅ローン借入金額の目安

それでは、実際に住宅ローンを組むときにどれほどの借入額を設定すればいいのでしょうか。
一般的に金融機関が設けている住宅ローンでは世帯収入に対して3割~4割が、返済額の上限として設定されています。
ただし、あくまでも上限で、理想的な割合は2割以内といわれています。

目安として住宅ローンの返済シミュレーションを活用してみるのもおすすめです。
自分や家族の年収、年収に対しての借入限度率や審査金利などを入力して、
住宅ローンで借りられる上限金額や無理なく返済できる額などを自動で算出できます。
このようなシミュレーションを活用しつつ、同時に固定資産税など住宅ローン以外で必要になる月々の支払いも考慮し、借入金額を考えていきましょう。

いかがでしたか?
資金計画は具体的にどのように立てればいいのか、大きく3つのテーマで説明してきましたがイメージできたでしょうか?
弊社では、金融機関での事前審査前に、どの金融機関でいくら借入できるかを最短当日に診断する「住宅ローン1DAY診断」がご利用いただけます。
ご興味ございましたら、個別相談などのタイミングでお伝えいただければと存じます。

 

 

住宅アドバイザー 遠山


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